化粧ブラシを使うメリットについて


ここでは、 「綺麗にメイクする為に 化粧筆を使いたい」という方に向けて、

少し頭のスミの方に置いておくだけでもメイクが楽になるような、
別の言い方だと、化粧ブラシの使い方や生かし方が見えてくるような、

天然毛100%の化粧ブラシ(主に弊社製品)を使うメリットとデメリットについて、
弊社なりの解釈を説明させていただきます。


さて、最初に

「化粧筆を使うと綺麗になる」・・・  という宣伝文句


どこかで聞いた事がある言葉だな・・・・と 思われる方、


聞いた事がないという方・・・


すでに実感していると感じていらっしゃる方、


逆に実感できないと感じていらっしゃる方、疑わしいと思っている方・・・・




それぞれの方に、まず、最初に一つ質問です。

化粧筆を使うことで得られる「綺麗」の中身って、

一体、どんなモノなのでしょうか?

例えば・・・
「自然な艶?」
「マット感を出す?」
「カバー力に優れている?」
「一気に大量の粉を塗れる?」
「薄くキメ細かくムラなく塗れる?」
「表面を均一に均せる?」



上の例は、ほんの一部に過ぎないくらい、

「綺麗」の種類・見方・考え方は多く、

「人のイメージのバリエーション」の数だけ存在するとも言えますが、


化粧筆を使って表現できる「綺麗」には、

やはり、得意な事と苦手な事があると竹田ブラシでは考えます。


例えば、上記の5つの中で端的に言えば、
「一気に大量の粉を塗れる」と「薄くキメ細かくムラ無く塗れる」は、
どちらかというと真逆の方向ですが、

最初の

「一気に大量の粉を塗る」のならば、


少し考えてみると、

パフの方が手っ取り早いし

必ずしも化粧ブラシである必要性はあまりない、
とも、言えるのではないでしょうか?

逆に、
キメ細かくて柔らかい化粧ブラシで塗ってしまったら、
キメ細かいホウキで掃くようなもので、
肌の上の粉もキメ細かく整えてしまい、
顔にはほとんど粉の厚みは残りません。


その対極にある

「薄くムラなく塗れる」(キメ細かく)は、
どうでしょう?




粉でもリキッドでも、手やパフでやるならば、
かなりの技術を要します。

その精度は
キメの細かい化粧ブラシには届き難い、

まさに
化粧ブラシのメリット・得意分野だと思います。



同様に、例えば

フェイスパウダーなどについて


「顔の凹凸にきめ細かくフィット」

「表面を綺麗に均せる」

も、


柔らかくてシナヤカな フェイスブラシの特権とも言えます。


その「薄くムラなく塗れる(表面を綺麗に均せる)」という化粧ブラシのメリットを

別の表現として、 天然毛100%の化粧ブラシの性質に合わせて表現してみますので、

ちょっと想像してみてください。




「柔らかくても力のあるキメ細かい毛先」が、

綺麗にまとまって「高密度で密集」し、

「天然毛の自然な弾力性」により優しく肌にフィット。




その状態を維持しながら、

思い通りに 粉をシッカリと肌の上で伸ばし、

「天然毛の自然な弾力性」が

筆圧という形で

手では調整できないくらいの

丁度良い「タッチ」の調整。



手やスポンジ、パフで塗るよりも、

精度の高いレベルで

「ピンポイント」に「必要な粉」を肌に乗せ、

「余分な粉」を飛ばし、

「キメ細かさ」「ムラの無さ」「表面の均一性」を

実 現してくれます。

「筆圧」、「毛の弾力性」、そして、その使い方次第では、
上記の「マット感を出す(艶マット)」に行くか、
「自然な艶を出す」に行くかが変わってきます。

少しカンの働く方は、気がついたかもしれませんが、
これが「化粧ブラシの選び方/使い方」、「良い化粧ブラシの見分け方」にも繋がります。