灰リス毛で作った化粧ブラシの「仕上げ」と「特徴」

様々な毛質の中で、

最も「キメ細かく(ムラなく)」「ナチュラルな質感(粉粉しない)」

に仕上がるのが特徴です





毛の特徴としては、


「とにかくソフトな肌触り(筆圧が少ない)」

「根元から毛先まで毛全体がしなやか(正しく使えばヨレにくい)

「毛先が細かくてシナヤカ(肌に優しく密着します)




つまり


軽く撫でるように払っても、
(「一番、気持ちよい撫で方」が理想的なイメージです)

「簡単に薄く均一に馴染みます」



そのかわり、非常に繊細な毛質です。



手応えがわからないからと言って、





無理やり「押さえつける」、グリグリと「毛をヨレさせる」

などは決してしないでください。



毛が簡単に切れます。




実は、品質の高い毛ほど、


その使い方(押さえつける・グリグリ)をしても

「肌への刺激が少なく」て気付きにくい上、





「毛先の持つ力」である程度綺麗に仕上げてしまいます。




もちろん、このやり方を続ければ、早々と毛が切れますので、




ひとまず、慣れるまでは

「毛先が肌にフィット」 「気持の良い撫で方」

をシッカリと意識してお使いください。

ポイントアドバイス

灰リス毛の「仕上げ」の特徴を、簡単に言えば、

「軽く乗っている粉を、キメ細かい毛先が逃さすに、シッカリと飛ばす」

別の言い方をすると、

「肌に押さえつけて乗せる」 「シッカリと定着している粉を引きはがして飛ばす」
だけの弾力性はありませんが、「浮いている余分な粉は見逃さない」のが特徴です。

つまり、

■素肌感を重視する場合

簡単に言えば、  「軽くのせて」 「軽く払う」のがポイントです。

@パフで粉をのせる際にも、あまり押さえつけず、軽く押さえる
A 下地そのものも軽く(薄く)仕上げる
B 灰リス毛製品で払うと自動的に軽く払うことになります。

すると、

肌のキメに必要な分だけムラ無く綺麗に粉がお肌になじみ、
粉粉した感じのないナチュラルでキメ細かい質感に仕上がります。



一言でいうならば、「お肌の自然な艶感を引き出す」です。


秘密の一手として、


メイクの最後に、粉をつけずに撫でると



顔にナチュラルな一体感が生まれます。

(チークやハイライトの色味・質感を落ち着かせて肌に馴染ませる効果があります

逆に、意図的に「マット感(化粧をしている感じ)」「強い色味(コントラスト)」を出したい時は、馴染みすぎるので要注意!


■メイク感をシッカリと出したい場合

簡単に言えば、 「パフでシッカリと押さえてのせる」のがポイントです。

後は、灰リス毛がキメ細かく馴染ませることで「粉っぽさ」のみを取り除いてくれます。

■要注意点

フェイスブラシでお顔の粉を払う際に、お肌の上が、ベタベタしている状態は避けてください。

その状態だと基本的には綺麗にもなりにくい状態ですが、

灰リス毛は。重たい状態のパウダーにはあまり向かない毛質なので、

毛が切れることもありますし、また、上手く粉もなじみません。


使い方のまとめ [補足]

灰リス毛は、非常に繊細でタッチの手応えもわかりにくく、壊れ易い反面、

毛先から毛の根元までスっと通ったしなやかな毛質でもあるため、

「軽く撫でる」を意識しさえすれば、簡単にテクニック要らずで綺麗に仕上がります。

また、ブラシのヨレない使い方さえ掴めれば、

根元部分まで腰が邪魔をする事も基本的にはないので、クルクルと回してもヨレにくく、

肌にもソフトにフィットし易いのも特徴です。


※慣れないうちは、ひとまず、

「毛の流れに添って撫でる」というブラシの基本的な使い方から初めてください。



参考までに

リスの肌触りのソフトさは捨てられないが、


灰リス毛の仕上がりでは少し物足りないという方は、




灰リス毛50%と

短光峰(灰リスに似た形状の細毛山羊毛)50%の混毛タイプ


をオススメします。


重量比での比重なので、比重の軽い灰リス毛の割合がかなり多い為、

ほぼ灰リス毛100%に近い質感に、

山羊毛の強さを加えたイメージです。


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